●琉球古武道 琉棍会について
琉球古武道 琉棍会は、1973年(昭和48年)に沖縄県うるま市で、沖縄指定無形文化財「沖縄の空手・古武術」を保有する「伊波光太郎」会長によって設立された古武道道場「守道館」を前身としています。その後、1981年(昭和56年)に琉球古武道 琉棍会として結成され、現在に至ります。琉棍会は設立当初より、青少年の健全育成、地域への奉仕、そして空手古武道の普及と伝承という使命を忠実に果たしてきました。
道場は沖縄県中部に位置し、在日米軍などの影響を受けながらも、多くの海外指導者の努力により、海外支部を拡大してきました。しかし、日本本土への支部開設はこれまで実現されていませんでした。
●琉球古武道 琉棍会富山について
琉棍会富山の代表である太長根は、守道館総本部館長の「伊波光忠」先生から直接指導を受け、2022年(令和4年)に指導員免許を取得しました。その後、富山県に支部を設立する許可をいただきました。
これにより、琉棍会の理念と技術を富山県内に広めることが可能となり、現在富山県下に以下の二道場を開設しました。
①2022年(令和4年)6月:琉棍会富山 空鷹塾魚津支部
②2023年(令和5年)1月:琉棍会富山 砺波支部
今後も、琉球古武道の真髄を追求し、青少年の健全育成や地域への奉仕、そして空手古武道の普及と伝承という使命に尽力していく所存です。
空手は琉球に伝わる手(ティ)の技術と中国、日本の武術が融合し何世紀にもわたり練磨されてできた武術です。
日本本土には冨名腰儀珍先生が伝え、今日に至る隆盛に繋りました。
琉球古武道とは、沖縄県の伝統的な武術の総称です。空手を含む場合もありますが、主に様々な武器を使った技術を指します。琉球古武道は、琉球王国時代から伝承されてきました。槍術、棒術、釵術、トンファー術、ヌンチャク術、鎌術など、多彩な武器術があります。これらの武器は、日常用具や農具を武器に見立てたものや、中国や東南アジアから伝わったものなどがあります。
琉球古武道は、沖縄の文化や歴史を反映した独自の武道であり、その技は美しくも力強く、優雅さと迫力を兼ね備えています。現在では、いくつかの流派や団体が琉球古武道の保存・継承・普及に努めており、日本だけでなく世界中にもその魅力が広がっています。琉球古武道は、沖縄発祥の誇り高き伝統武道です。
沖縄の伝統ある琉球古武道 琉棍会の直系の支部道場です。
沖縄の琉球古武道 琉棍会 守道館総本部の内容を踏襲した稽古を行います.
●空手(小林流)
●ヌンチャク術
●サイ術
●棒術
●トゥイファー術(トンファー術)
●警棒術
●鉄甲術
●三節棍術
●櫂術
●鎌術
など空手及び各種武器術を稽古します。
基本的には型稽古を通じて身体操作を学びますので、安全に能力向上が行なえます
琉球古武道・空手は、武術の側面はありますが、現代では心と体を健やかに育て、日々の生活をより充実させる、さまざまなメリットがあります。
1. 健康でしなやかな身体づくり
・全身をバランスよく動かすことで、筋力・柔軟性・持久力が向上。姿勢が良くなり、疲れにくい体へ。
・体幹が鍛えられ、安定した動作が身につくことで、日常のケガ予防にも。
2. 自分を守る力が身につく
・護身にも役立つ技術を習得し、いざという時に落ち着いて行動できる自信がつく。
・道具(武器)の扱いも学ぶことで、より広い視野を持った動きができるように。
3. 心の安定と集中力アップ
・型の稽古や呼吸法を通じて、心を落ち着かせる力が身につく。
・ストレスを和らげ、日常生活の集中力や判断力の向上にもつながる。
4. 沖縄の歴史と文化を学ぶ楽しさ
・武道を通じて、沖縄の伝統や文化に触れる機会に。
・歴史や哲学を学ぶことで、物事に対する深い理解と洞察力が養われる。
5. 仲間との絆が深まる
・同じ目標に向かって稽古を重ねることで、強い信頼関係が生まれる。
・道場や合宿での交流を通じて、世代を超えたつながりができる。
6. 規律と自己管理能力が身につく
・礼儀を重んじる習慣が自然と身につき、日々の行動が洗練される。
・続けることで、自信や忍耐力が育ち、学業や仕事にも良い影響を与える。
琉球古武道・空手は、体を鍛えるだけでなく、心を強くし、自分らしく生きる力を育む武道です。
「何か新しいことを始めたい」と思ったら、ぜひ一度体験してみませんか?
稽古中や時間帯によっては、電話に出られないことがあります。